2021年10月に納車されたtern P10、様々なカスタマイズを経てまいりましたが、この度タイヤを「シュワルベ コジャック」へ変更する運びとなりました。
結論から先に言ってしまうと、やはり自分にはスピード感よく気持ちよく走れる方が好み、ということでした。
ビックアップルの感想
先に誤解のないように言っておきます!ビッグアップルは良いタイヤです。使ってみて乗り心地、その太さからくる走行中の安定感は細いタイヤの比ではないと思いましたよ。
ただ気になることがありまして、それは
「走りが重くなった。。。」
ということです。そりゃ重量級の極太タイヤ履いてれば重くなるのは当たり前や!
と言われればそれまでなんですが、実際に乗ってみてすごく気になってしまうんですよ。
ビッグアップルに履き替えたときの感想を見てもらえればわかるんですが、確実にギア一枚(約2丁分)は重くなりました。
初めの頃はこれで良かったんですよ。今まで細いタイヤしか乗っていなかったのもあり、こんな世界もあるんだ、と新鮮な感じがしてました。ギアに関してもどんな坂でも登れるような超ワイド仕様にしてましたし。
ただ、たまに妻用のtern N8を借りて乗るとフットワークの軽快さというか、一言で言うと「軽い」という感想を覚えました。
加速や速度の伸びも気持ち良く感じてしまったんですよね。
メインフレームはほぼ同じ素材、形状です。どちらかと言うとN8の方がフォークがスチール製だったりとスペック的には劣ります。
重さはディスクブレーキな分P10の方が少し重いですが。。。w
P10に最初からついてくるタイヤ「シュワルベワン」だと確実にN8より走りに関しては気持ち良いですしね。
そんな感じで、気付いたら妻のN8を良く乗るようになっちゃってました。
それではイカン!せっかく買ったのだから、また気持ちよく乗れるようにしなければ!!ということでタイヤを交換してみようという運びになったわけでございますm(_ _)m
実際に走ってみなければ自分の好みってわかりませんね。
ビックアップルをつける前はネットで色々と調べて乗り心地等のインプレッションを貪るように見てました。コジャックからビックアップルに変えたインプレ等はそんなに速度も変わらないし、乗り心地がプラスアルファで良くなった的なことが書かれてたので以上に期待値を高くもってしまったんだと思います。
確かに人によってはそんなに変わらないかもしれません。だって重くなったと言ってもギア1枚程度、速度にしても約2キロちょっとですもん。
ただ自分にとってそれが結構大きく感じてしまった、ということだったというわけです。神経質なんです、私、、、w
多分比較対象のtern N8を持っていなければこのままタイヤを変えずに乗り続けてたかもしれないですね。
ということで、タイヤ交換します_:(´ཀ`」 ∠):
コジャックの選定にあたり
ということでタイヤをどうするか考えます。
走りの気持ちよさだとやはりP10の純正タイヤの「シュワルベワン(28c)」1択ですね。
451ホイールで細身の28cタイヤ、加速感、速度の伸びも申し分ありません!意外と乗り心地がよいのもGOODです!
が、気になる点もあり、
- 451、28cホイールは自分には細すぎる
- 純正のKinetix Proのホイールだとダンシングするとローターが擦れる音が発生して気になる(ホイール交換するのは予算が、、、w)
の2点です。
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28cよりも太いタイヤは意外とあるんですよね。自分の条件だと
- ・パナレーサーの「ミニッツ」シリーズ
→約32mm幅 - ・シュワルベ「コジャック」
→約35m幅 - ・シュワルベ「マラソン」シリーズ
→約40mm幅
が思い当たります。いずれも406サイズです。
どれも評判の良いタイヤで使ってみたいなと思わせるものがありますが、今回はコジャックを選択することにしました。
シュワルベの「マラソン」だと40mmで少し太いかな、という印象があるので、今回はパスです。
パナレーサーの「ミニッツ」はライトとタフの2種類(いずれも451サイズで23mmと28mm幅)を以前乗っていたidiomで使ってたことがありました。とても転がり抵抗がよく走るタイヤでした。406サイズには32mm幅があるのも魅力的ですね。
しかしながら妻用に買ったternのN8に乗ってみて、406ホイール×「コジャック」という程よい太さからくる安心感と、気持ちよく走る転がり性能の絶妙なバランスに感動してしまった為、P10にもこれを履かせたいという思いが強くなっちゃいました、というわけです。
ということで、P10にはコジャックを履かせたいと思います!なんと無難な選択でしょうw
今だともう少し他銘柄に冒険しても良かったかなぁと思うところもありますが。。。
交換しました!
今回、タイヤ交換をするにあたり、ついでにリムテープを新調することにしました。リムテープってなかなか交換しないパーツなのと、パンクリスクに対する安心料ですかね。流石に純正のについてるものよりは品質は良いだろうと思いますので。
銘柄はパナレーサーの「Poly lite(20×18mm)」です。
つけた感じは綺麗ですね。半透明の緑色に輝いてますw
そして本題のタイヤです!
シュワルベ「コジャック(406-1.35)」はワイヤービードとケブラービードの2種類をラインナップしてます。両者の違いとは?簡単にいうとタイヤの重量と折り畳めるか、折り畳めないか、の違いです。
ワイヤービードは名前の通りタイヤの内側のビードがワイヤースチールワイヤーになっている為、硬く折り畳めず保管時もタイヤの円状のままです。素材が鉄であることで安い、またそれゆえに重いことが特徴です。
ケブラービードはビードがケブラーという素材でらできており、軽くてしなやか、また折り畳んで保管できる特徴があります。それ故に価格も高価になりますが。。。
両者の違いはビードなので、重量を無視すれば走行性能に直結するタイヤ部分の素材は基本共通ですね。
自分は重さより価格大事な人間なので迷わずワイヤービードを選択しました。タイヤは定期的に交換するものなので、出来る限り良いものを安く!がモットーです。
ということで、前後2本を注文。タイヤが硬く最後の一息がキツかったですが、無事装着完了!
走行の感想
試しに近場を少し走ってみたんですが、何ということでしょう、乗り心地がめっちゃマイルドになりましたよ。N8よりも確実に柔らかく感じます。確かにP10はステムがあることで、そこからくるシナリ、サドルがN8に比べてふかふかなので、多少は違うんだろうと思いましたが、ここまで違うんだ。。。
タイヤが細く軽くなった分加速からスピードの伸びも気持ち良いですね。
シュワルベのビッグアップル装着から約2ヶ月での交換。。。出費は痛かったですが、今回の経験を通して自分の好みを知ることができたのは良い勉強になりました。
今回の交換は正解でしたね!