前編で購入までの経緯を書いていたら長くなってしまいましたので納車からカスタム仕様についてはこちらに纏めました!
とうとう納車がやってきた!
長かった。。。実に長かったです。当初の予定では9月も中頃には納車だったのが、先のキャリパーの仕様変更のせいで更に納期が伸びてしまった。周りの人達より一足遅い納車でした。嬉しさもかなりあったのですが、待たされすぎて正直N8の時よりは冷静でしたね(爆)
ということで我がP10のカスタム仕様を発表しようではないですか!
カスタムコンセプトは
折り畳み(グラベル)ミニベロード!!
でございます。
ちなみにノーマルからの変更点は以下の通りです。
・ハンドル
→ドロップハンドル化
・変速機(sti、リヤディレイラー)
→sti:シマノGRX(RX600)
RD:シマノGRX(RX812)
・ブレーキキャリパー
→シマノderore(BR-MT500)
・スプロケット
→CS-M8000、11速(11-40)
・チェーン
→CN-HG901
てな感じです。こうやって文字に起こすと変更箇所が少なく感じますね。
ちなみにこれでも金額的には結構かかってますからね。一つひとつが高すぎるのですよ。
上記の仕様変更を見てもコンセプトのグラベルミニベロード!?って感じですよね。
一般的にグラベルロードってオフロードも走れるような太いタイヤにグラベル用のコンポを搭載したバイクですもんね。
私の仕様をみると確かにコンポはシマノGRXでグラベル寄りですが、タイヤを見ると変更してません。変更してないってことは初期仕様の451ホイールにシュワルベの「シュワルベワン(1-1/8インチ)」の約28cサイズのタイヤが付いてます。
実はまだこのP10のカスタムは完成してないのでございます。っていうのも初期仕様で付いてる451ホイールには太いタイヤがラインナップされてません。もとも406のホイールに対して走行性能を売りにしているホイールですから、太いタイヤを履いてスピードが落ちたら本末転倒ですもんね。ということで、451に太いタイヤがらないので、今後406ホイールに極太タイヤを装着する予定です。
ぶっちゃけ451の28c幅のタイヤでも良いかな、と思ったりはしたんですが、いざ走ってみると乗車位置から見たタイヤの細さが精神的に不安にさせますのです。なんかとても28c幅に見えないんですよねぇ。実際は28mm相当あるのにワンサイズくらい細く感じます。実際乗り心地もそこまで悪くないんですが、このミニベロは普段の街乗り用というコンセプトで買ったので交通量の多い道だと危険回避で歩道もそこそこ走るし、そう考えると28c幅のタイヤだと段差等に気を遣って疲れそう。。。と思い変更することにしました。
(実際以前idiomに乗ってた時から↑の件は感じでたので、今回は太くすることを前提に計画してました)
今はちょっと予算の関係やら、406のホイールをどうやって調達するやら問題が山積みなので、暫くは451ホイールのシュワルベワンを堪能しようと思います。
今は(仮)折り畳みグラベルミニベロード!ということでお願いします( ´∀`)
話を戻して今回のカスタムについて私の思いを綴っていきます。
ハンドルについて
今回はドロップハンドルを採用しました。なんでかって?見た目がカッコいいから、ただそれだけですw正直昔はフラットハンドルなんてありえない!ドロップハンドルがカッコいいしサイコーでしょ!的なドロップ教の信者でした。
しかしながら最近、妻用のvergeN8を乗っててフラットハンドルも悪くないなと思うようになりました。フラットハンドルのアップライトな姿勢はのんびりこいでる分にはとても「楽」です。そこまで飛ばす自転車でもないし、ロングライドする予定もないしフラットでいくのもありかとも考えました。妻のN8のようにバーエンド付きのグリップにすれば持ち方も変えられるし、そこそこ長距離走っても辛くなさそうですしね。でもそうすると見た目が妻のverge N8とかぶる。。。フレームの見た目がほぼ同じなので違いがディスクブレーキかリムブレーキくらい?
それじゃあ少しつまらないな、ということでドロップハンドルを採用することにしました。
ドロップハンドル見た目もかっこいいし、いっか!
コンポーネント・ギア比の構成について
コンポーネントはシマノGRXのフロント1速×リヤ11速で組んでます。ロードでいうと105くらいのグレードですね。
ここの基本コンセプトは奥様のverge N8と同じでコンポがドロップハンドル対応のGRXになっただけです。
フロントはメンテナンス性を高めるためにシングル化(実際ダブルは要らないと思う)、その代わりリアは11-40のワイドなギア比に設定して高速巡航から激坂まで対応できる仕様となっております。
詳しいギア比は
11-13-15-17-19-21-24-27-31-35-40
として、平地でよく使う13t〜19tあたりを2t跳びでクロス化して走りやすく、21〜40tで激坂まで耐えうるように構成しました。
ここのギア比に関しては奥様のverge N8で実走して確かめたので、自分には脚力に合ってるなという確信を持って決めることができましたね。
あとチェーンは11速化に対応するものに交換してます!
ざっくりとですが、カスタマイズした箇所の概要は以上になります。あんまり変えてないように思えるんですが、価格がなんだかんだ6万円近くかかってしまったのは痛かったです( ;∀;)
実走編!(インプレッション)
ということで、実際に走らせた感想でございます。
乗ってみて最初に感じたことは、
あれ?ハンドルがだいぶ遠いぞ。。。
でした。基本は妻のverge N8と同じサイズのフレームに、
- ハンドルポストを短くした
- ステム
- ドロップハンドル装着
くらいの変化なのですが、このステムのおかげかverge N8よりもかなり遠く感じました。
これはショップの方も言ってましたね。思ったりよりハンドル遠くなりましたねぇ。と。
運転してる感じはちょい遠い!?ロードバイクとあんま変わらんかな?くらいに思いました。
そして家に帰ってから、サドル先端からハンドル(フラット部分)の長さをロードバイク、P10の両方で測ってみると、
同じや!!( ・∇・)
長さでいうと約50cmでした。そりゃ遠く感じるわけですな。自分はもうちょいハンドルが近いアップライトなドロップハンドルを想定してたので少し予想外でした。
でも実際運転してみるとこれが意外と安定してるんですね。verge N8は逆にハンドルが近くてハンドルがクイック過ぎるかな、と思うこともあったので、これはこれで良いのかもと思いました。
んで走行した感じはverge N8同様フレームの剛性感を感じられいいです。
タイヤはシュワルベの「シュワルベワンチューブ」というのを履いてるのですが、28c幅の割には随分乗り心地がよく感じました。路面の凸凹を拾う時の感じは、ゴツゴツというよりモチモチしてるといった表現の方がしっくりきますね。
試しにverge N8の32c幅のシュワルベ「コジャック」と乗り比べをしてみたのですが、流石に歩道くらいの段差だとN8の方が少し柔らかいかなぁ、と違いを感じますが、普通に走ってる分にはそんな違いが無いんじゃないか!?って感じでした。まぁ、自分が鈍感なだけかもしれませんがね。。。
あと走行してて感じたことは
ダンシングをするとディスクローターが擦れる
ですね。
自分はゼロスタート時は立ち漕ぎ発車するクセがあるんですが、それをやると「シュルルルー」とローターがパットと擦れる音が結構響きます。
ショップに確認すると、
「これはしょうがないんです。立ち漕ぎしないで下さいw」
とのこと。マジかよーとは思いましたが、これは甘んじて受け入れるしかないのですかね。とはいっても立ち漕ぎはやめませんがw
あと乗ってみて感じたことはサドルがかなり柔らかいかな、というところですかね。細いタイヤで長距離走るしことを想定して、柔らかい仕様にしてるんですかね。ちなみにverge N8のサドルの方が形状もスポーティで硬いですね。
これはロードバイクから乗り換えるとかなり違和感を感じると思います。自分は?全然問題なかったです。柔らかいサドルのおかげで乗り心地も良くなった気がしますしね。
まぁ、気に入らなかったらここは直ぐに自分で変えられますし、そこまで気にするところではないと思います。
まとめ
ということで、今回はverge P10の納車、カスタム箇所と走行した感想でした。
総じて満足いく買い物ができたので良かったです( ・∇・)費用はだいぶお高くつきましたが。。。
まだまだこいつのカスタマイズは終わってないので、続編がありますので宜しくお願いしまっす。
次はホイール406化が待っているぞ!!
このご時世、無事に入手できることを祈っております( ;∀;)