自転車

ディスクホイールの交換は意外と難儀である。。。センターリングツールを使おう!というお話

約10ヶ月の時を経て私の元に舞い降りたtern P10君。。。パーツの使用変更やら改造やらで色々とゴタゴタがありましたが、ようやっと完成!?日の目を見ることになりました。当時の様子は以下からどうぞご覧下さい。

ということで、前回入手した406サイズの「ディスクホイール」とファットタイヤの「ビックアップル」を携えてホイール交換に参りたいと思います。

予定ではお気軽な2WAY使用のバイクにする予定でしたが、、、

問題発生です。実はもともと今回のファットタイヤ化計画は、メインで406サイズの極太タイヤでのんびりツーリングをし、軽快に飛ばして走りたいな、という時は451サイズの細いタイヤで軽快な走りを楽しむことができる一粒で2度美味しい仕様を企んでいました。一台のミニベロで406サイズと451サイズの両方の乗り味を気軽に楽しめる。ディスク仕様だからこそできることなのです。

詳しく説明しますと、406仕様と451仕様のバイクは互換性がありません。というのはそれぞれホイールの直径がそれぞれ違うことに由来してます。元来リムブレーキモデルがメインのホイールはホイールの外周にあるリム部分にブレーキパッドを挟み込んでブレーキをかける仕様になってます。これはミニベロに限らずママチャリとかでも同じ機構なので皆さん知ってますよね。

ということは、ホイールの直径の異なる406、451サイズのホイールは当然ブレーキパッドを当てるリム部分の高さが違います。この違いからホイールを変えたところで、ブレーキの当たり面がズレてしまいます。これが互換性がない所以です。このほかにフレームサイズ的に451ホイールがハマらないという問題とかもありますがね。

上記については一応解決策はあります。(あくまで451、406サイズの両ホイールが問題なく嵌るフレームやブレーキの種類などできる条件はあるのですが。。。)
それは問題になってるブレーキの当たり面をズラすことです。ホイールを挟み込んでるブレーキのシューの位置を変えれて406、451サイズに合わせてやれば良いのです。
406→451ではホイールが大きくなるのでブレーキシューの位置を上げ、451→406ではブレーキシューの位置を下げれるようなアーチの付いたブレーキを装着するのです。
全ての自転車できるわけではないので、ブレーキ関係は命に関わるパーツなので詳しくはショップのプロに相談するのがベターだと思います。

話が逸れてしまいましたが、何が問題なのかと言うと、ショップにそのことを告げたら、

「そんな簡単にはいかないと思いますよ?」

と返答がきました。
詳しく尋ねると、どうやらホイールによってローターの位置が微妙に違うとのこと。パッドとローターの隙間は基本1mm以下になってます。このめちゃめちゃ狭い隙間にローターが収まっております。
全てのホイールが皆誤差なく全く同じ位置にローターがついてるとは限らない。自転車も工業製品である限り微妙な個体差はあるのだそう。ホイールを付け替えてそのまま嵌ればラッキー、嵌まらなければブレーキ本体の調整が必要なので、ホイールを頻繁に入れ替えるのは結構面倒とのことです。

まじか!?想定外でした。ってかよくよく考えてみりゃわかることだわ。。。とりあえず実際にやってみないことにはわからないので、家に帰ってからトライしてみることにしました。

やっぱり一発で嵌りません。。。

でした、、、調整をしなければならなくなりました。とりあえず前輪からスタートです。最初からついてる451のホイールを外して、グレイシア用のホイールを嵌めます。ちなみに406ホイールについてるローターはショップにあったシマノの1番安いローターをつけてます。確か1,500円くらいだったかなぁ。
ローターもパッドの間に入り、ホイール自体の装着は難なく出来ました。

しかしながら、換装は出来たものの、何かパッドが引っかかってるような感じ。案の定車体を持ち上げてホイールを回転させてみると見事に回らない。ズリズリ引きずってるわこれ。
なるほど、ショップの言ってたことはこのことだったのね。1分くらい途方に暮れてから解決策を考えることに。とりあえずGoogle先生とYouTubeを検索して見るとやはりありましたね。ローターの引き摺りは結構あるみたいで色々と勉強になりましたわ。

ちなみに、油圧ディスク仕様のホイールを取り外す際の注意点を上げときます。おそらく油圧仕様の自転車を買う時、お店の人に口を酸っぱすぎるくらい言われると思いますが(自分も言われました)、ホイールを外したら絶対、絶対、絶対!!にブレーキを握ってはダメですよ!
ローターが間に入ってない状態でブレーキを握ってはしまうとピストンが押されてパッド同士がくっついちゃいます。一回くっつくとこれが中々外れません。マイナスドライバー等でこじ開ける感じになるそうです。(自分はまだ体験した事がありませんが、、、)
ということはディスクホイールを外して輪行する時も注意が必要です。その時は専用のプレートを間に挟んでパッドの固着を防ぐ対応をしますが、ここでは本題から外れるので割愛します。

ということで、ディスクホイールの当たり面の調整です。

調整方法は

いくつかあるみたいです。

①ブレーキレバーを使っての調整

これは1番お金がかからない簡単な方法です。
キャリパーを固定してるネジを緩めて、キャリパーが軽く動く(グラつく?)くらいの状態にします。その状態でブレーキレバーを握りパッドをローターに押しつけます。押し付けた状態のままキャリパーの台座のボルトを締めて固定します。固定し終わったらブレーキレバーを離して完了です。
ブレーキを握ることによって、ローターはキャリパーの中心で挟み込まれます。これでセンターを出すという寸法ですね。

↑赤丸のところがキャリパーを固定しているボルトなので、ここをグラグラするくらいまで緩めます。

実際やるとめっちゃやりづらいんですね。これが。ストレートバーのブレーキならまだしも、自分のはSTIです。ブレーキ位置が遠い。ブレーキを握った状態でキャリパーの固定ボルトを締めるのは体勢的にちょいしんどい。なんとか無理くりしてやりましたが、パッドの擦れは直らず。。。とはいっても大分擦れはマシになりましたが、ビミョーに「シュッ。。。。シュッ。。。」てな感じで小さな音が鳴ります。始めはホイールが回らない位干渉してたのが、とりあえず走行するのに支障ないくらい?的な感じですかね。とっても神経質な自分としてはこれでは許せません。てか気になっちゃいます、、、しかしこの方法は出先とかで何も道具がない時の応急処置としては使えますね。

②ディスクセンターリングツールを使おう!!

ということで完全に擦れ音を消し去る方法を調べてると、やはりあるんですよね、世の中便利な道具が!その名も

ディスクローターセンターリングツール

↑ローターに挟めるような作りになっています。

でございます。使い方は超簡単。キャリパーの台座を緩めて、ローターにこいつをつけてキャリパーの中に突っ込む。あとは台座のボルトを締めて、最後にセンターリングツールを外して終了。
ちなみに種類も小型のものからと色々ありますが、基本はどれを買っても同じだと思います。自分はグランジというメーカーのものを購入しました。価格も1,000円程なので高くないです。使ってみて思いました。油圧ディスクを使ってる人は必須の道具じゃないのこれ!?って感じです。

↑まずはキャリパーを固定している台座のボルトをゆるめてローターにツールを設置します!
↑ツールをキャリパーの中に押し込んだ状態。この状態のままキャリパーの固定ボルトを締めて完成!

使ってみた結果は、一発でセンター出しが決まりました!ホイールを回転させても擦ったような音も全くなし。今までの苦労は一体何だったんだよ。。。って感じです。
機構的には単純でして、極薄のプレート2枚をローターに挟むことで、そのプレート分の厚みを確保した状態でキャリパー側を固定できるというもの。なので、別にこのツールじゃなくても厚紙を二つ折りにしてローターに挟んでやっても代用できますね。

まとめ

なんとか無事に451→406へのホイール換装が終了しました。
やってみて思ったのはディスクブレーキはリムブレーキに比べて、手間がかかりますわな。リムブレーキでセンターがずれたら手でブレーキをずらして調整するだけなので1分もかかりません。ディスクとなると一発で綺麗に嵌れば御の字ですが、そうじゃないと、台座のボルトを緩めて器具をつけて、また締め付ける。。。この工程はちょいと難儀だわ。幸い折り畳みミニベロなんでそうそうホイール外す機会はないと思いますが、406と451のホイールを付け替えて走りを楽しむってのは、ちょっと「気軽」には出来ない気がしてきました。付け替えた感じだとローターの位置がだいぶ違う感じがしましたし。ショップ言ってたことはこうゆうことだったんだって勉強になりました。
何事も経験ですね!

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