自転車

ブロンプトンに1ヶ月乗ってみた感想(意外とハマりそう。。。)

ブロンプトンの6速モデルを手に入れて(レンタルだけどら、、、)早1ヶ月が経ちました。
その中で色々感じたことを書いていこうと思います。
といっても長距離を走ったりはしてないので、日常使いでの感想になりますのでそこはご了承願います。前回のお話ではビミョーとか書いてしまいましたが前言撤回でございます。しばらく乗ってみてこの自転車の良さがわかりました。。。こりゃ楽しい!

走りについて

レンタル直後は風が強すぎて正確な速度は分かりませんでしたが、その後何日か乗ってみて大体の速度感が掴めてきました。
向かい風じゃなければ5速(外装-、内装3速)は常用出来そうな感じです。まぁ、それでもペダルの重さは結構感じますけどね。5速でのんびりペダルを回して20km/hチョイの速度は出ますね。一つ下のギア(外装+内装-)だとのんびり回して15〜18km/h、くるくる回して20km/hって感じです。個人的には普通に漕いで20km/hはだしたいので、常用には5速を使っています。
乗り始めの頃は5速で20km/hも出せなかったのですが、返却する頃には体も慣れて(鍛えられて!?)20km/hくらいはだせるようになりましたよ。
ゼロ発進には個人的に4速を使いたいと感じたんですが、4速で発進すると5速に上げるのに左手で外装を+→-に、右手で内装を3速に入れる必要があり少し煩雑に感じたので、発進時は3速(外装-、内装2速)を使うことにしました。
これで発進時から常用まで右手でレバーを1クリック(内装2→内装3)するだけで常用ギアに持って行けるようになり楽になりました。

この方式だと発進時がとても軽くなり余裕でシッティングで発進、ペダルをくるくる回して加速がしやすくなるといったメリットがある一方、巡行の5速まで一気に飛び、ただでさえワイドレシオな設定のギヤ比も相まって、変速はガツンと重く感じます。ここは慣れるしかないですね。あと脚力をもっと鍛えてこのギヤ比を使いこなしましょう。

まぁ、6速のワイド仕様なのである程度は自転車に体を合わせる必要があるということですね。それにガッツリ速く走るコンセプトの自転車でもないですし。乗り手に合わせて気持ちよく走ってくれる自転車が欲しい人は素直に多段式(11速とか)の自転車を買いましょう。その方が幸せになれると思います。

変速機構について

内装変速機はちょっと特殊で変速するにはペダルを止めてないとギヤが変わりません。ペダルを回しながら変速レバーを動かしても硬くて動きませんし、無理に動かしたら最悪壊れる恐れがあるとのことです。(これはレンタルする時に注意受けました、気をつけてください)
ちなみに外装変速機はワイヤーで引っ張って変速する通常のギヤなので漕ぎながらじゃないと変速できないです。
外装左手、内装右手で変速+ペダルを動かしながらor止めて変速。。。そんでもって左右のギヤの組み合わせを考えて。。。
と、頭で考えるとなんか複雑でめんどくさそうと思えるのですが、実際自転車に跨って操作してみるとこれが意外とすぐに慣れました。習うより慣れろとはこのことですな。ギヤ操作は乗ってしまえば簡単に解決できます。

折り畳みについて

これがブロンプトンの1番の売りなんじゃないかってくらい秀逸ですよね。良く出来たギミックだと思います。こんなに小さくなるんだ。。。と感動もんです。しかも畳み方も楽ちん。具体的には、

タイヤをくるっとさせお座りモード
       ↓
フレームのネジを緩めてフロントを後輪側に折り曲げる
       ↓
ハンドルポストを折り畳む
       ↓
シートポストを下げてペダルを折り曲げて完成

です。展開するときは逆の手順になります。
上手い人なら10秒くらいだそうです。自分みたいな初心者でもゆっくりやっても30秒もかかりませんでした。
レンタルしてる間は家保管で乗るたびに展開と収納をやってたのですが、この作業がなんか楽しく感じましてハマってしまってます。持っているternの折り畳み機構はレバー式のものもに対してこちらはネジ式のもの。指でくるくる回して締める⇔緩めるを行いますが、このくるくる回す作業もなんか楽しい。この折り畳み⇔展開をしたいがためにしょっちゅう乗り回してました。

↑お座りモード
↑前輪をクルっと収納!
↑ハンドルを格納し、シートポストを下げペダルを折りたたんで完成!!

また輪行についてですが、ternの20インチの折り畳みだと電車輪行でも幅をとりそうな気がしてなかなか気が進まなかったのですが、ブロンプトンは電車に乗っけてどっか行ってみたいなという気にさせてくれますね。折りたたんで足の間に入れて立つこともできるくらいのサイズまで小さくなるので、多少人が乗ってる電車でも迷惑にはならなそうな感じがしました。流石に混んでる電車はキツいと思います。

↑電車の座席に座って前に置くのは流石にきついかも。。。(空いてればいけます!)

保管について

保管については、上述した抜群に小さくまとまる折り畳み機構のおかげで場所をとらないのがいいですね。これに関してはほんと省スペースで家族からの批判もかわせそうな気がします。これだったら増車もいけるんじゃない!?と思わせてくれるところでございますwまた、意外だったのが折り畳んで保管するときなのですが、

タイヤが床につかない!!

ということを発見しました。後輪はそもそもフェンダーとリヤキャリアに上にくるので地面とは接触しないのですが、前輪も地面から浮いてることに気づきました。これのメリットはでかいですよ!チャリンコ乗りの最大の難所は室内保管です。なぜかって?外を走った汚いタイヤを室内に持ち込むことを家族に理解してもらうのは非常に難儀
なことのなです。汚いタイヤが室内の床につくといことにたいしての嫌悪感ったら半端ないですよね。。。かといって浮かせて保管するには専用のラックが必要なるし、逆さにするのも面倒+転倒が不安だし、ホイール外して保管すると面倒になって乗らなくなるかもだし。。。と不安要素たっぷりな室内保管あるあるですが、このブロンプトンはその心配がいらないのです。畳めば地面と接触するのはキャリアについてるローラーだけになります。しかもめっちゃコンパクトになるというおまけつきです。これなら安心して保管できますね。

注)後日確認したのですが、前輪が地面につかなくなるのはリヤキャリア付きのモデルだけだそうです。キャリアなしは前輪が地面に接地してしまうのでご注意ください。

↑床とタイヤが設置してません!これで床が汚れる心配はいりませんね!

あと重量なのですが、そこそこ重いです。フレームはアルミではなくクロモリ製ということもあるんでしょうね。
重量は公式だとキャリアつきで12kgちょいらしいです。(モデルによって変動あり)
男性ならそこまで気にならないかもしれませんが、女性だとちょっときついかもしれません。とはいっても短時間なら何とか持っていられるくらいの重さなのでそこまで心配する必要はないかもしれません。それにキャリアつきなら折りたたんだ状態でコロコロ転がせるので活用したいところです。

気になるところ

グリップがしんどいです。


細身のグリップに独特のゴム製?の素材です。個人的にはこのグリップの感触は苦手です。それに意外と振動も結構拾うので長時間乗っていると手が痛くなってきます。普段はエルゴンのグリップを使っているので余計にそう思うのかもしれません。エルゴンは幅広のグリップで振動も吸収してくれるので握り心地最高でございます。これは所有したら変更したいところですね。

↑グリップの触り心地は苦手です。

パンク修理が不安


ブロンプトンのタイヤの固定方法はクイックリリース式ではなくナットでとまっています。これが意味するところは。。。

ホイールが簡単に外せないのです。

とは書いたものの、ナットを外すレンチがあればすんなり外せますよ。前輪は!
問題は後輪なのです。後輪を外すにはナットを緩める他に

・内装ギヤ用のチェーンを外す
・チェーンテンショナーを外す

という作業が追加されます。外す分には問題なさそうなのですが、問題は取付です。とくに内装ギヤ用のチェーンです。これの取り付け(調整)をミスると内装の変速が上手くできなくなるのです。内装変速の調整なんてやったことないから不安だわ。店の人に聞いたところなれれば10~15分位で脱着ができるようになるらしいのですが、初心者にはハードルが高い。。。外装変速の簡単さに慣れてしまっている身としては不安しかないわけですよ。工具ももってないし。。。とりあえずパンクしないことを祈ります。

まとめ

多少の気になるところはあるものの、1か月乗ってみたところブロンプトンの良さがとてもわかりました。お値段は相当お高いですが、折り畳みのギミックやコンパクトさ、16インチの小さいホイールでもそこそこ走る走行性能とかなりバランスが良いのではないかと思いました。しかもメイドインUKというブランドも所有欲を満たしてくれそうですね。私はハマってしまいそうです。どうしよう。。。欲しくなりそう。。。w

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